心斎橋PARCOで「H.R.GIGER×SORAYAMA」展に行ってきましたので、感想と展示作品の写真などをレポートいたします。
東京・大阪のパルコで行われていたのですが会期は終了してしまったので、どんな作品だったか気になった方はぜひご覧ください。
「H.R.GIGER×SORAYAMA」展 とは
H.R.GIGER (ハンス・リューディ・ギーガー)のざっくりした紹介
映画「エイリアン」シリーズのデザインで有名なスイス出身の画家/デザイナー。
他にも映画のクリーチャーデザインとして「スピーシーズ 種の起源」「帝都物語」「キラーコンドーム」のデザインを手掛けています。
個人的には「邪聖剣ネクロマンサー」というゲームのCMで彼の作品を見て今までに味わったことのないやべえ感覚に襲われたのが原体験としてございます。
空山基 (そらやま はじめ)のざっくりした紹介
エロティックでメカニカルな女性を描いた作品で世界的評価を受けている日本のイラストレーター。
また、SONYのペット型ロボット、「AIBO」のデザインも手掛けた。AIBOデザインされてたの知りませんでした!
原体験として、女性のボディに免疫のない幼い頃に私は豊満でツヤッツヤの空山氏の作品を見て
「ななななんだこれは?いいのか?アカン!すごくいい!すごくいいけどこれはいいのか!ああっ!」
と脳が錯乱しまくって、いつまでも見ていたいような逃げ出したいような気持に捕らわれたことを覚えています。
「H.R.GIGER×SORAYAMA」展 作品について
私の多感な時代の記憶にバイオメカニカルに絡みつく、そんなお二人のコラボ展示があるということで、これは行くしかあるまいと喜び勇んで参った次第。
回転台の上で滑らかすぎるといっても過言ではない肢体を見せつけてきてくださいました。
AIBOのデザインをされていたとは知らず汗顔の至り。ニッコニコAIBOかわゆいなあ。
GIGERの大抵の作品は見た記憶があったのですが、こちらは初見かつ異様な世界観で惹き込まれました。まあ何をもって”異様”とするかってハナシですが。
ギーガー氏の生地にはGiger Bar なる異様空間が存在します。映像見たけど、こんな椅子とかテーブルとかがずらりで凄いのよ。
奥にあるイラストもなかなかぶっ飛んでいてステキです。
Hide氏のソロ・アルバム「HIDE YOUR FACE」のマスクを彷彿させるデザイン。
言わずもがなの”エイリアン”。氏の作品の唇がめっちゃ好きなんすよね~。ちなみに”エイリアン”シリーズは結構食材を使ってリアル感を演出していたそうです。
唇めっちゃ好きなんすよね~。(二回目)
ギーガーのマーチ。大物作品が多かったのでなんだかかわええなぁ。
椅子が展示された廊下。この先ではドキュメンタリー映画が上映されていました。
「DARK STAR/H・R・ギーガーの世界」はU-NEXTで期間限定で観れてたので、一番好きだった上映会のシーンまで観て途中で退散。
「H.R.GIGER×SORAYAMA」展のグッズ
「BE@RBRICK H.R.GIGER 100% & 400% /1000% WHITE CHROME Ver. / BLACK CHROME Ver.」
ポスターは売り切れておりました。ブロックのような本、見たことあるなあと思ったらこちらは既に刊行済みのもの。デッサンなどが多く掲載されています。
こちらは商品ではありません。空山市の最近の作品!素材感がカッケー!
フロアに超巨大作品が!
エスカレーターで降りるかあ、と下を除くと超巨大セクスィロボットが。思わず声が出ました。
めっさめさデカいです。ずっとここにいて欲しい…巨大展示物を見るといつも思うこと。
ボルダリングしてえなあ、と、ひとりニヤニヤ。話しかけると割とマトモですよ、そういうヒトも。
レポートは以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました!
はじめて読んだ島田荘司の小説「切り裂きジャック・100年の孤独」も、装丁にギーガーの画が使われてた!これも衝撃的な読書体験でした