奈義町現代美術館の周囲の飲食店について
奈義町現代美術館の周辺には、近い国道53号線沿いをはじめ、多くの飲食店がありますので、食べる場所がない!ということは避けられそうです♪
敷地内の人気店「PIZZERIA La gita」
美術館敷地内に駐車場を共有する形でイタリア料理店「PIZZERIA La gita」があります。
ネットでは評判だったので期待していましたが、あいにく生地がなくなったとのこと!残念!
カフェでランチ「Cafe&Deli CHURRO」
どこで食べようか~とゆっくりと車を走らせていると、ヤマザキショップの看板を温存しながら、店内はオーナーさんの趣味があふれ出ているカフェを発見。
Cafe&Deli CHURRO(カフェデリチュロ)
なかなかパワフルな外観です。
ドライフラワーをはじめとして、落ち着いた色合いの花が店内にはあふれています。
色々なテイストのインテリアが所狭しと!いつまでも見飽きません。
可愛らしい手描きのメニュー。
ベリーソーダ。映えます。
ハンバーガー、ポテト付き。地元のブランド牛、なぎビーフのメニューもあり。
大人のハヤシライス。スープとサラダ付き。とても居心地が良くて、料理も美味しかったです!
Facebookページを見ると、ランチ以外にディナーメニューも家庭の温かみを感じさせる写真ばかりで、次は夜ご飯を頂きたいなと思っています^^
奈義町現代美術館からのアクセス
駐車場:奈義町役場の使用を推奨
駐車場の場所を聞くと、カフェの道向かいにある奈義町役場の駐車場を使っても良いとのこと。
ここから右折して入れます。駐車場広い!
奈義町現代美術館の混雑具合:連休でも比較的空いている
ピザ屋さんの大繁盛ぶりを見たため、美術館内も大混雑だろうと覚悟をしていました。
ですが、実際ランチを食べて訪れてみると、美術館は驚くほどの静けさ。
この美術館は美術館自体を作品として五感で体験することを大きなテーマとしているため、他の鑑賞者の存在を気にせずに済むのはとてもありがたいです。
奈義町現代美術館を鑑賞した感想
奈義町現代美術館の口コミについて
美術館の口コミ評価を見ていると、マイナスな評価として目立つのが「アクセスの悪さ」「展示作品数の少なさ」となっています。
この美術館のコンセプト自体が那岐山系をのぞむ奈義町の自然と呼応し、それを象徴する三つの作品を内包する形で設計されることによって、常に移ろい続ける芸術空間を体験させることを目的としています。
そのため周囲の自然を借景とすることが出来るような郊外に美術館は位置しており、多少のアクセスの悪さはやむを得ないと言えるでしょう。
また、個人的な見解としては、美術鑑賞は出来る限り混雑を避けて行いたいというのが常にあり、特にこの美術館における鑑賞は同じ空間に一人、あるいは連れ合いとだけでなければ満足度は低いと感じました。そのため不便ゆえに来場者が少ないことは、非常に歓迎するべき点だと考えました。
また、「料金の割に作品点数が少ない」などの指摘もあるようですが…
とても贅沢に作品(空間)を独占できるので、たっぷりと時間を使って楽しめますし、様々なアーティストの平面・立体作品が随時企画展として展示されています。
企画展 中西學-渦流のふるまい-
《The Eagle Has Landed(鷲は舞い降りた)》より
「Vortex(渦流)」より
特徴的な外観と、それ以上にアートな内部空間。
この美術館は、世界でも類を見ない特徴を持った建築作品です。
建築家の磯崎新氏が三組のアーティストと共に建築空間としての作品=「部屋」を制作し、それらを組み合わせて設計されているのです。
宮脇愛子 「大地」の部屋≪うつろひ-a moment of movement≫
荒川修作+マドリン・ギンズ 「太陽」の部屋 ≪遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体≫
岡崎和郎 「月」の部屋≪HISASHI-補遺するもの≫
まとめ:磯崎新の建築思想に驚き、雄大な自然と芸術空間を贅沢に味わえる美術館!
現在、各種で開催される芸術祭などで「インスタレーション」「環境芸術」などの言葉にもなじみが生まれましたが、これが25年前に日本で作られていたというのが驚きです。
「太陽の部屋」の衝撃体験は、是非みなさんに味わってみて頂きたいです。
インスタレーションや芸術祭に興味のある方は、是非足を運んでみて下さい!
岡山市内のおすすめグルメはこちら! アートイベント【岡山芸術交流2019】のプレイベントについてはこちら
ロマンティック・ロシア 「忘れえぬ女」 を岡山県立美術館で見てきた感想!混雑具合についても解説!
岡山市内の表町商店街とオランダ通りで美味しいコロッケとハンバーグランチの感想・レビュー
岡山市内でトリエンナーレ【岡山芸術交流2019】のプレイベントの感想・レビュー